桐生仙人友の会

個人的な趣味のブログです。2001年にYahoo!ジオシティーズで作ったサイトを元にしております。2004年からgooブログに移行しました。今回、レンタルサーバーを契約し、ワードプレスでブログを作成し、引っ越しました。

小説・エッセイ

下天を謀る 上下/安部龍太郎

投稿日:2012年2月24日 更新日:

主人公は戦国武将の藤堂高虎。

世渡り上手で出世したイメージがあったのだが、この小説を読んで印象が変わった。

豊臣から徳川に早い段階で寝返ったのだが、これを豊臣家の中の非主流派(秀長派)が主流派を見限り、徳川についたと考えると分かりやすい。処断された関白秀次の例からも、秀吉-茶々ラインの非主流派への締め付けは想像できる。

読んでいて面白かったし、藤堂高虎は魅力的に描かれている。ただ、恋愛要素はいらなかったと思う。無いほうがスッキリした作品になったのでは?恋愛要素を入れるのであれば、ハッピーエンドにしてほしかった。

-小説・エッセイ

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

橋本治 小説集成(桃尻娘シリーズ)4~5/橋本治

 特に4巻はまったく登場人物に感情移入が出来ない。考え方も行動も意味不明。読むのを辞めようかと思ったが、ここまで読んだのでと思い、5巻まで読んだ。5巻は割りと読んでいて違和感は無かった。最終巻が6巻な …

no image

沙門空海唐の国にて鬼と宴す 全4巻/夢枕獏

 長かった~。しかし、作品にパワーがあり一気に読めた。それでも、3日程かかってしまったが。空海の唐での出来事や事件を中心に描いた作品。 夢枕ワールド全開という感じだった。普通の中国物が好きな人には違和 …

no image

鉢屋秀吉 全2巻/黒須紀一郎

豊臣秀吉が主人公の小説は多いが、これは大変に面白い。特に、秀吉が忍びの後押しを受けて天下人になる過程は、説得力があり読んでいて楽しかった。 ただ、後半がちょっと残念。特に徳川家康の描き方は不満があるけ …

no image

天を衝く 全3巻/高橋克彦

豊臣秀吉の天下統一に反乱した陸奥の武将九戸政実(くのへまさざね)が主人公。 九戸政実が大変魅力的(欠点も含め)に描かれており、物語に引き込まれた。予備知識がまったく無かったことも良かった。そのため、展 …

no image

金融腐蝕列島Ⅱ 呪縛 上・中・下/高杉良

 映画にもなった小説、ものすごく面白かった。主人公にかなり感情移入出来たね。映画では役所広司さんが主人公をやっていたが、そのイメージで小説も読んだ。 映画に収まりきれなかったエピソードも多く、読んで良 …