桐生仙人友の会

個人的な趣味のブログです。2001年にYahoo!ジオシティーズで作ったサイトを元にしております。2004年からgooブログに移行しました。今回、レンタルサーバーを契約し、ワードプレスでブログを作成し、引っ越しました。

小説・エッセイ

銀行大統合 小説みずほFG/高杉良

投稿日:2009年2月16日 更新日:

高杉良さんの傑作、「小説日本興業銀行」の続編とのいえる小説。興銀・第一勧銀・富士銀行の3つの銀行の統合を描いている。

「小説日本興業銀行」では、実名小説でありながら主人公の中山素平氏のキャラクターが良く、感情移入出来た。しかし、「銀行大統合 小説みずほFG」に登場する実在の人物に中々感情移入が出来ない。高杉さんは弁護しているが、統合時のシステムトラブルなどはあまりにも杜撰だった。これは、当時のトップ3人に責任がある。部下からの情報があがってこないのは言い訳にはならないね。この当時、報道でシステムトラブルの事故を知り、「優秀な人たちがなんてレベルの低いことを」と思った記憶がある。

その各銀行3人のトップが主人公なので、読んでいてもワクワクしない。実名小説は、勝手に魅力的なキャラクターを作るわけにもいかないから、難しいね。

-小説・エッセイ

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

天竺熱風録/田中芳樹

 を図書館で借りた。田中さんの中国物を久しぶりに読んだが、予想以上に面白かった。初期の頃の中国物は面白かったが、最近の中国物の作品はイマイチだったからだ。(「隋唐演戯」「岳飛伝」は俺には面白いとは思え …

no image

小説巨大証券/高杉良

 を久しぶりに読んだ。中途半端に時間があったので読んだのだが、面白い本は何度読んでも面白い。バブル当時の証券会社が舞台で、実名では無いけどリアリティのある物語だ。特に、野村証券をモデルにしたと思われる …

no image

シナン 上・下/夢枕獏

 オスマントルコ時代の建築家シナンが主人公。オスマントルコに関しては、ほとんど知識が無かったが、初めて聞いた単語や制度が有り、中々興味深かった。上下巻で結構分量があるが一気に読んでしまった。

no image

皇帝ナポレオン 上/藤本ひとみ

 かなり面白い。俺はヨーロッパ史には詳しくなく、教科書+「ベルサイユの薔薇」程度の知識しかないが、以前「フーシエ革命暦/辻邦生」を読んだので、フランス革命以後の歴史に興味があった。 この作品は、主人公 …

no image

銀河英雄伝説1~10/田中芳樹

久しぶりに読みたくなって、ここ数日読んでいた。もう、何度も読んだ小説なのだが、面白い。日本のスペースオペラでは最高の作品だろう。 ただ、主人公のヤンが死ぬシーンは読みたくなくて、8巻は読まずに飛ばした …