桐生仙人友の会

個人的な趣味のブログです。2001年にYahoo!ジオシティーズで作ったサイトを元にしております。2004年からgooブログに移行しました。今回、レンタルサーバーを契約し、ワードプレスでブログを作成し、引っ越しました。

小説・エッセイ

竜の柩シリーズ 霊の柩/高橋克彦

投稿日:2007年6月8日 更新日:

かなり前に竜の柩シリーズ(竜の柩/新・竜の柩)を読んでいた。続編の霊の柩を図書館で発見した時は、懐かしくて借りてしまった。ただ、内容をほとんど覚えていないので、読み始めは登場人物を確認しながら読んだけど。

タイムスリップ・異世界物という、最近では流行のジャンル。ストーリー的には平凡だが、過去や異世界の描き方が、その辺のライトノベルとは段違い。過去の大正時代の描写、偉人達の無名時代の姿を興味深く描いている。

ただ、主人公をもう少し魅力的に描いていればなと感じたけど。俺には、主人公の行動が行き当たりばったりに思えてしまい、面白かったのだが感情移入しづらい作品だった。

タイムスリップの考え方は、平井和正さんの幻魔大戦シリーズと似ていたので、違和感は無かった。

このシリーズの「竜の柩」「新・竜の柩」で、タイムスリップと絡めて、神話などの謎解きをしていたが、こちらの方が作品としては面白かった。

-小説・エッセイ

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

黒白 上・中・下/池波正太郎

 俺の好きな「剣客商売シリーズ」の外伝的な作品。秋山小兵衛の若い頃を描いている。その割には、登場場面が少ないのが残念。どちらかというと、この作品の主人公は秋山小兵衛のライバルの剣客のようだ。

no image

皇帝ナポレオン 下/藤本ひとみ

 ストーリー的には面白いし、良い小説だった。「ナポレオンの光と影の部分」と「フランス革命後のフランスの事情」も興味深かったし。 残念だった点は、上巻と比べて戦争場面が多いのであるが、物語を説明するため …

no image

婆娑羅太平記 4~6 関東調伏/黒須紀一郎

いよいよ、後醍醐天皇が隠岐島から脱出し、伯耆国船上山で挙兵する。この後の展開は、凄まじい。 4~6巻はひたすら、戦争と裏切りに終始している。俺のイメージとしては、足利尊氏が天下を取って戦争が終わったと …

no image

ザ・ジョーカー/大沢在昌

 図書館で借りた。大沢さんのハードボイルド小説は久しぶり。俺の好きな新宿鮫シリーズの新刊が出ないのは寂しいね。この作品は、設定的には新宿鮫シリーズと同じ。でも、新宿鮫シリーズの登場人物は出ないけど。  …

no image

伊集院大介シリーズ 3冊

 久しぶりに行った図書館で発見。名探偵伊集院大介シリーズの続編だ。「水曜日のジゴロ/栗本薫」「真夜中のユニコーン/栗本薫」「聖者の行進/栗本薫」3冊を借りた。まあ、面白かった。図書館で借りる本としたら …