桐生仙人友の会

個人的な趣味のブログです。2001年にYahoo!ジオシティーズで作ったサイトを元にしております。2004年からgooブログに移行しました。今回、レンタルサーバーのワードプレスに引っ越しました。

小説・エッセイ

新・金融腐食列島 混沌 上・下/高杉良

投稿日:2006年12月17日 更新日:

銀行員を主人公にした小説だと、高杉さんが一番だな。実際にあった事件を参考にしているし、金融業界をものすごく取材して書いているので、リアリティがあり登場人物が生き生きしている。

上下2冊で結構分量はあったが、一気に読めた。シリーズもので同じ登場人物がほとんどなので、感情移入がしやすく、面白い。

ちょっと残念だったのは、主人公に小泉-竹中路線(小説の中では別名)の批判を作中でさせていたこと。小説の伏線ならいいけど、作者の考えを言わせているような気がする。

-小説・エッセイ

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

楊令伝4~6/北方謙三

実際には、各巻を別々に読んだのだが、どの巻も一気に読めた。 登場人物が多いので、多少混乱するが読んでいて楽しい。まあ、60万人の宗教反乱の鎮圧は読んでいて、気が重かったけど。

no image

大軍師 黒田官兵衛/桜田晋也

豊臣秀吉に仕えた軍師位の知識しか無かったが、この小説を読んで見方が変わった。軍師としてだけでなく、武将としても実績を上げている。 軍師としては、特に秀吉死後の動きは、凄い。結果的に、息子の黒田長政が五 …

no image

薩摩燃ゆ/安部龍太郎

薩摩藩の藩政改革を行った調所笑左衛門が主人公。時代劇などでは悪人に描かれることが多い人物。 この小説では行政改革、農政改革を始め、商人を脅迫して借金を無利子で250年の分割払いにしたなどの財政改革を描 …

no image

神々の山嶺/夢枕獏

 菱町の友人と戸田書店に行った際、おすすめした。俺は現時点で、獏さんの最高傑作だと思っており、この小説を読んで、死ぬ前にヒマラヤに行こうと思った作品。今日、友人に小説を読み終わった感想を聞いたが、好評 …

no image

天馬、翔ける 上下巻/安部龍太郎

物語の源義経では無く、リアルな精神的に未熟な戦術の天才として描かれている。また、兄の源頼朝に関しても、冷徹な政治家として描きつつ、恐妻家の面も描いている。両者に肩入れせずにとても公平に描いている。 武 …