桐生仙人友の会

個人的な趣味のブログです。2001年にYahoo!ジオシティーズで作ったサイトを元にしております。2004年からgooブログに移行しました。今回、レンタルサーバーのワードプレスに引っ越しました。

小説・エッセイ

皇帝ナポレオン 上/藤本ひとみ

投稿日:2005年7月14日 更新日:

 かなり面白い。俺はヨーロッパ史には詳しくなく、教科書+「ベルサイユの薔薇」程度の知識しかないが、以前「フーシエ革命暦/辻邦生」を読んだので、フランス革命以後の歴史に興味があった。
 この作品は、主人公の新聞記者がナポレオンの周囲を取材して、ナポレオンの表と裏を描く形を取っている。上巻は、現在進行形の事態と、取材に基づいてナポレオンが皇帝にまで伸し上がる直前まで描いている。ちょっと、残念なのは戦争場面の描写が中途半端だったこと。いっその事、戦闘場面は捨てて、人間模様や政治的なシーンを中心にした方が良かった。
 巻数を増やして、戦争場面をキチンと描くのであれば一番良いが・・・。

-小説・エッセイ

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

復讐総会/江上剛

主人公は元総会屋の中年男性。今まで読んだ江上作品では珍しい。 短編のシリーズが五話で1冊の小説になっている。一番面白かったのは、小説の題名にもなっている「復讐総会」。その次が「名誉ある死」かな。

no image

黒白 上・中・下/池波正太郎

 俺の好きな「剣客商売シリーズ」の外伝的な作品。秋山小兵衛の若い頃を描いている。その割には、登場場面が少ないのが残念。どちらかというと、この作品の主人公は秋山小兵衛のライバルの剣客のようだ。

no image

天を衝く 全3巻/高橋克彦

豊臣秀吉の天下統一に反乱した陸奥の武将九戸政実(くのへまさざね)が主人公。 九戸政実が大変魅力的(欠点も含め)に描かれており、物語に引き込まれた。予備知識がまったく無かったことも良かった。そのため、展 …

no image

橋本治 小説集成(桃尻娘シリーズ)1~3/橋本治

 ん~、ヒマ潰しにはなったが・・・。1~3巻で、高校2年生の登場人物達が大学2年生になるまでを描いている。まったくと言っていいほど、登場人物達に感情移入が出来ない。主人公には多少感情移入が出来たのだが …

no image

水妖日にご用心/田中芳樹

薬師寺涼子の怪奇事件簿のシリーズ最新刊。 いつも通り、キャラクターは面白い。ただ、社会風刺的な表現がクドすぎる。もっと、キャラクター同士を絡ませたほうが面白いのに。 ストーリーはちょっと、酷かった。読 …