桐生仙人友の会

個人的な趣味のブログです。2001年にYahoo!ジオシティーズで作ったサイトを元にしております。2004年からgooブログに移行しました。今回、レンタルサーバーを契約し、ワードプレスでブログを作成し、引っ越しました。

小説・エッセイ

陋巷に在り 13/酒見賢一

投稿日:2005年6月21日 更新日:

 シリーズ最終巻。大変楽しませてもらった。主人公の顔回は孔子の弟子。登場人物は魅力的で、読んでいて楽しかった。しかし、孔子の行動に関しては矛盾が多く、感情移入が出来なかった。まあ、史実通りの行動なので、どうしようも無いのだが?現代人の俺の感覚では、矛盾と思えるような行動も、当時の文化・思想的は正しいのかも。まあ、歴史上の思想家の行動を俺が理解出来るはずも無い。
 この作品は歴史小説では無く、伝奇小説。そのため、「礼」や「儒教」に関しても作者が面白い解釈をしている。術者同士の戦闘シーンもあり、イメージ的には夢枕獏さんの陰陽師シリーズに近い。

-小説・エッセイ

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

史記 武帝記1~2/北方謙三

イッキに読んだ。 中国前漢の武帝の時代の物語なのだが、予備知識がまったく無いので読んでいてとても面白い。 北方さんの歴史物が好きな人にはおすすめ。ただ、史実にこだわる人には向かないと思うけど。

no image

新・金融腐食列島 混沌 上・下/高杉良

銀行員を主人公にした小説だと、高杉さんが一番だな。実際にあった事件を参考にしているし、金融業界をものすごく取材して書いているので、リアリティがあり登場人物が生き生きしている。 上下2冊で結構分量はあっ …

no image

統治崩壊/江上剛

腐敗した銀行が舞台。 この小説は面白い。今まで読んだ江上さんの小説で一番。前半は読んでいて、グイグイ引きこまれた。主人公はほとんど漫画の島耕作だけど、設定が素晴らしい。感情移入して読破した。 あとがき …

no image

新・餓狼伝 巻ノ1/夢枕獏

新と付いてはいるが、餓狼伝シリーズの続編。好きなシリーズで、若い頃は本当にハマった作品。今回は惰性で購入し、読破。 すごい、特に後半の試合のシーンが熱い。脇役の伊達の試合がこんなに熱いシーンになるとは …

no image

神々の山嶺/夢枕獏

 菱町の友人と戸田書店に行った際、おすすめした。俺は現時点で、獏さんの最高傑作だと思っており、この小説を読んで、死ぬ前にヒマラヤに行こうと思った作品。今日、友人に小説を読み終わった感想を聞いたが、好評 …