東洋水産の創業者を実名で描いた「燃ゆるとき」の続編。ただ、今回は登場人物や企業名は仮名で描かれている。前作の「燃ゆるとき」は米国の日清との訴訟がメインで描かれていたが、今回は米国現地法人が舞台。
俺は以前、家電メーカーに勤務していたので、現地工場に勤める主人公に感情移入しやすかった。色々な人種や思想の人達とのトラブルや異文化コミュニケーションの問題などはリアリティがあった。特に異文化コミュニケーションは、現在の日本でもジェネレーションギャップとの解消に役立つと感じた。
ザ エクセレントカンパニー/高杉良
投稿日:2005年6月18日 更新日:
執筆者:kirisen